最近、朝は寒くなってきて、目が醒めても布団から出たくないなあ…と思って、ネルネルが呼ぶ声も聞き流してぬくぬくしていることが増えました。
そしてしばらくすると、憮然としたネルネルが枕元で「さあ!さすがに起きな!」みたいにしてどどどどどとスタートダッシュを始めるので、そのへんで降参して起き上がることにしています。
と言っても、4時くらいなんですけどね。朝。
ずっと「これはまだ描けない…」などと思っていたページが、急にすっと描ける日があります。
今朝がそうでした。
細かいところに手を入れて最後にえんえんとベタを塗っていたら、だいぶ気持ちがまとまりました。
よく通る抜け道の途中に大きなお寺があって、町の人の中には「あそこがうちのお寺さんでね」という人も多くいます。
塀の向こうにはさまざまな木々を季節ごとに見かけるのだけど先日突然、はっきりと紅く色づいた大きなもみじの木があることに気がつきました。
もう何年も気づかなかったのにね。
見上げれば青い空に広がる、どこまでも紅いもみじ。
すっと立てるような、なんでも描けるような、そんな心持で。
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