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  • naitou

「冬ごもりを見つめて」



先日の、高校吹奏楽部同期会は、たいそう残念なことに体調不良で向かえませんでした……。

みんな、ごめん。アルバム楽しみにしています。


明日は雪みたいなので、いちにち家にいる計画をたてているところ。

さすがに楽器の練習には行けなそうですね。

深々と読書をしたり、描きかけの絵に色をいれたり、粘土を二度焼きしたり、こまごました作業をいっこずつ冬ごもりみたくクリアしてゆくのがベストかと思います。


そうそう。

先週、楽器の練習にと、いつも利用している駅前のカラオケボックスに行った時のことです。

お安い時間帯をねらって朝いちで訪れたのに、受付には誰もいません。

しばらく待ってから、呼び出しボタンを押してみました。

けっこうな音量でビービーと鳴り響く呼び出しボタン。その後の静寂。

そのまま5分経過。立ちつくすだけの私。

ふと入口の自動ドアが開いて、次のお客さんらしき男性がひとり入ってきました。

何ぼんやりしてんだと思われるのもなーと、アコーディオンを載せた台車を自分側にひきよせつつ、ちいさく話しかけてみました。

「あの、受付にさっきから誰もいなくて。ボタン、何回か、押してるんですけど」

「ううん……。清掃とか、ですかね…」

「ああ、朝の」

「そうですね、朝の」

これ以上会話を続けてゆくと、まるで静かな演劇が始まってしまいそうな朝でした。

くちをつぐんだ私は、わざとらしく時計を見たり、受付の奥に流れているあいみょんのMVをながめたりして、10分くらい、そうして何かを待ち続けていたのでした。

「来ませんね」

「ええ…来ませんね」

「やっぱ、…清掃中なんですかね」

♪ビービービービー(彼の押す、呼び出しボタンの音)

「2階とか」

「ああ、2階」

「ふうん」

そのやりとりは、もはや永遠のようでありました……


先週、山田さんのラジオで「今年の抱負」というテーマに送ったメールを読んでいただいたので、

じぐざぐな気持ちになる日も、足元がぐらつく日にも、

自分で自分にふりかえって、元気でやってゆける気がしています。

強くて優しい、けだかい気持ちで。

なんてね。えへ。

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