「刻む道」
- naitou
- 5月21日
- 読了時間: 1分

この前、京成線の途中の小さな駅がもよりのコーヒー屋さんをたずねていって(とても素敵でおいしかった)、そのあと時間があったのでもうちょっと山の方まで行ってみました。
文学碑のある小道をたどって、地元の小学校をこえて、穏かな山の手前にある小さな美術館になんとなく入ってみると、すぐに
「わあ!」
と思ったのでした。
青森県にゆかりのあるかたの作品特集だったらしくて、壁一面の棟方志功が目にとびこんできたのです(ここは写真OKエリアでした)。
圧倒されたのと楽しくなってきたのと、いろいろな気持ちでちょっとはしゃぎ気味の私。
草野心平の詩を刻んだ作品もなんだかものすごかったです。
私は体調のことも猫のこともあって、あまり旅行らしい旅行はもう何年もできていないのだけど、こういう、さほど遠くない知らない町に出かけて行ってじっくり歩く小さな旅は胸に新しい風を入れてゆくようでいいなと最近思っています。
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