「図書館」
- naitou
- 4 日前
- 読了時間: 2分

展示作業前にあまりぎっちりと本は読みこめないかもしれないな…と思って、先週図書館で借りてきたのはレシピ本や、読みなれた作家さん本たち。
内容はもちろん、その慣れた行間や字面の空気や作ったことのないお菓子レシピやなんかに、ちょっと息継ぎができた思いです。
5年くらい前まではよく区の図書館に通っていたのだけど、
①読みたい本のだいたいは読みつくした
②生活のリズムが変わった
などなどの理由から、いっさい行かなくなって図書館の貸し出しカードも更新しなかったからたぶん使えなくなっていて。
…っていうのを最近またクリアしたのです。
留守にしていた間に、数々の新刊が入ってたよ!
そんな中、なにげなく手に取った『グルーヴ!』(写真上から三番目の黒いやつ)は、とにかく自分の知らないことばかりで面白くって、けっこうじっくり読んでしまいました。
言語化しにくいことを、数々の演奏家たちとつきつめてゆくあえての作業は、ああ本当に私は感覚だけですごしていたなと数々の夏を思い出させてくれました。
宮沢章夫さんの本は、あいかわらず面白くって、くすくす笑ってしまいました。
さすがです。最後の方の演劇論的なやりとりにも、たくさんのことを思ったのです。
おととい猫の写真展にて、帰り際に猫に関するなかなかおもしろい素敵なエピソードを他の人から聞きました。
そのあと帰宅して『猫を棄てる』を読んでいたら、同じようなエピソードに出くわしたので、
「これは…もしや…世の中の猫はみんなそういうことを普通に…」
と思わずくすっとしてしまったのでした。
(「普通に…」の続きは、こっそり聞きにきてくださいね。)
展示前日の朝、聞き逃していた『PRIMECATS RADIO(K-mix)』を流しながら、集まった猫たちの写真とコメントを配置してゆく作業はなかなか楽しかったです。
私はネルと、かなわないかもしれない約束をしている。毎日。
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