「紫陽花とアイスコーヒー」

さすがに二カ月近く、もう燃えつき気味とか具合悪いかもとか眠いとか言ってたら、だいぶ元気になってきたようですよいいかげん。

しっかりしなくちゃ。

自分にできることを、ひとつひとつ、着々とこなしてゆこうと思います。

自分の力だけではかなわないことに関しては今はただ、なにごともうまくゆくように、ひとの気持ちや仕事が穏かに滞りなくすごせますようにとしか言えないし、実際にそうなんだろうなと思う。

遠くいつも見守っていてくださる方々、どうもありがとうございます。

先日、旧い友人がたずねてきてくれました。

なんでもない話をたくさんして、たくさん笑って。

何度か「元気そう」「よかった」となにげなく言われました。

16年くらい前の私は彼女に心配ばかりかけていたから、今こんなに笑ってどうでもいいことでおしゃべりできるのが嬉しくてしょうがなくって。

あれから毎年６月に具合が悪くなりがちな私を気にかけてのこの時期の来訪かなともちょっと思ったけど、そんなことくちにしたら

「え、それなんでしたっけ？」

飄々と流されそうで、それもまたおかしくって、黙っていたのでした。

明日のライブで、気持ちを切りかえてまたしゃんとしてゆけたらいい。

この世はいつだって、猫の眉間のように考えすぎ、もしくは、猫の腹のようにふかふかしすぎ。