「オズ」
- naitou
- 5月13日
- 読了時間: 2分

光の中のネルネル。
最近は、ひとに写真を見せても「…茶色?」と言われるくらいにコーヒー色になってきました。
もうすぐ4歳。もうなんでもいいからすくすくと元気でいてください。
昨日は、家のひとのお買い物につきあって、めずらしく吉祥寺まで。
サムタイムでのんびりごはんを食べていたら、あまりの落ち着きように「はっ…ここで今日いちにちが終わってしまう…」と思って、あわてて服とか靴とか見に歩きました。
いろいろまわり終わったら、最後にPARCO地下のディスクユニオンへと吸い込まれてゆきましたけど。
ジャズの棚から永遠に帰ってこない家の人を置いておいて、私は気ままにのんびりと見てまわって、ゆっくりした時間、楽しかったです。
映画のコーナーで、『オズの魔法使い』と『フットルース』のサントラレコードを買いました。
『フットルース』、中学の頃、なんかすごく流行ってた。
このサントラで体育祭に踊ったりしてたもんな。
『オズ』のほうは、先日ふと行ったお店でジャケットが飾ってあって「いいな」と思っていたのがちょうどあったから。絵のやつ。
去年かおととし、映画『ジュディ 虹の彼方に』を観ました。
こういうひと、まわりにいっぱいいたよな―…とも思いつつ、その切実な『オーバー・ザ・レインボー』に、思わず鼻がつんとしたのでした。
私がずっと好きだった児童文学『ドーム郡ものがたり』『虹へのさずらいの旅』では、かかしと名乗る青年がだいじな役を担っているのですが(子供心に、かっこいい!と思ってました)虹の彼方にさまよっているような心持の時には、かかしに
「あんたはあっち、おいらはこっち」
とでも言ってもらえたらよかったかもしれませんね。大人の私もね。
昔よく同じ劇場の提携公演でのチラシで『小津のまほうつかい』という作品をやってらっしゃる劇団があって、同じ劇場ということは公演時期がずれているのでもちろん稽古中で見に行ける機会はなかったのですが、けっこうあとになってもそのタイトルは覚えていて「小津…オズね…そうね、まほうつかいかもね…」だなんて思ったりしていました。
隣の部屋から、猫の寝息がきこえてきます。
私ももうひとやすみ。
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