「サンタクロース イズ」
- naitou

- 3 日前
- 読了時間: 2分

子供の頃は、クリスマスがあんまり好きではありませんでした。
今日、お友達と「サンタさんっていつまで来てた?」という話をしていて、「いや最初からいなかった…」と言ったら少しびっくりされたので、ふとそのへんを思い出しての。
もちろんそんなに重たい事実ではなくって、早い話が、その頃の家族の中に日付がクリスマス生まれのひとがいたので、クリスマスって言うか誕生日じゃん、だったらサンタなんて来ないじゃんみたいなことだったように思います。
そんな子供の頃の初めての冬の記憶、たぶん幼稚園かそれ未満のクリスマス、ちいさなこの町の文房具屋さんで買った的な紙袋に入ったノートとクレヨンが枕元に置かれていて、普通にクリスマスとはたんたんとそういうものだと思っていました。
過度に楽しくもなく、ふさぐことでもなく、ただただ寒くてケーキを焼いたりする日。
小学校1年生の時、クラスの合唱で初めてピアノ伴奏を弾いたのは『赤鼻のトナカイ』。
だから今でもこの曲はわりと好きです。
暗い夜道はぴかぴかの。
昼すぎくらいからだんだん気が遠くなりがちなので、今日はこのへんで。また明日。
もう全然祈ったりしないことがこの世にいくつかはまだあって、それは、みにくいものもうつくしいものもすべて私の指先からいつしかこの空へと飛び立ってゆけたらいい。



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