「夕焼けグラウンド」
- naitou

- 10月9日
- 読了時間: 1分

昨夜は早く寝たんだけど少し熱が出たようで、夜遅くに一度目が醒めました。
ぼうっとあたたかい身体で少しだけめくる『長田弘全詩集』。
ふだんよりもかなりゆっくりと、ひっかかるところを何度も読み返したり前に戻ったりして。
自分の中に静かに言葉が降り積もってゆく夜でした。
帰り道は、夕焼けに目を奪われる人続出。
町のあちこちで、スマホやカメラを空にかざす人を見かけました。
空を撮っている人につられて夕焼けに気づいて、自分も撮りだす人とかね。
静かに楽しい町のひとときでした。
私の写真のまんなかに映っているのは、優勝旗(?)をあげるポールなのではとあとで思いました。1位から3位のね。

眠りにおちる時に持ってゆく用の言葉を
ずっと さがしている
風が荒れくるう朝にも
きちんと目醒めたいぼくは
どこにも行かずに
なんにも言わずに
夜の底でただ 本をめくっていた



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