「私は私で」

朝なんでもない話をしていたら『永訣の朝』をかすかに思い出したので、図書館でなんとなくそんな断片が垣間見える本を少し。

最近は、柳田國男研究を気長にライフワークにしようかなとも思いつつ。

茨城県利根町での柳田國男の資料館は昔住んでいた家から10分もかからない場所にあって、

（もちろん昔はなかった）、地図を見て、ああ向こうのセブンイレブン（町にひとつだけあった）に出る道ね、＊＊先輩んちのほうね、などと思っていました。

そこは柳田國男がちいさい頃お世話になっていた家の跡地だそうです。

まあでも資料を読んでいたら、少年期の彼がそこの土蔵で突然「不思議な強い光を見て意識を失った」とあって、

「待て待て待て」と思いましたけど。

そんな話、子供の頃知りたかったよ。本当。

そして私はたいして不思議なことのない人生です。