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「過去とエゴ」

  • 執筆者の写真: naitou
    naitou
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分

寒い夜。

父のお命日だったので、ずっと低めにすごしていました。

じゃーおめーに気持ち高めな日はあるんかい!と問われたら、もうほんとそれまでなんですけど。

ハイな日は全然ある、でもべつにほかのひとにはなんにもわからなくていいふうにして暮らしています。


日々の文章をWEBなどで書くようになって、どれくらいが経つんだろう。たぶん、20年以上は経っている。

いろいろあって、何回か場所を移して、この数年はここ自分のサイトで書くことに落ち着いています。

記録も残さずに、消えていったたくさんのかつての私の文。日々の数々。いとしいものもみにくいものも無数に刻んでいった言葉。まったくもって、過去とエゴ。

もう読み返すことのないそれらはどこへ昇華していったんだろうと思います。


昔、当時は、仕事上書いてはいけないことも話してはならないことも本当に多かったから、そのへんはどんなことがあっても漠然としか触れなかったし、あえて仕事以外の新しい知り合いを増やすことも極力避けていた。

苦しかったろうな、と思う。

ひとごとのように、でもそれはしんどかった自分をも他人みたいに思いたくてそうしているかのように、たくさんの言葉を書いてきたいくつものノート。

自分の声も、好きな歌詞も、昨日の景色も、なにもかもを。


先日、多肉植物をいくつか買ったので、名前や育て方について調べよっかなーとか思って、

「た」「に」と入力したとたん、ものすごい速さで「谷川俊太郎」と出てくる私のiPad。

いや…ごめんなさい<多肉植物>って聞きたかっただけなんです…

せっかくなので、学生時代によく読んだ詩の一節を声に出してみたりして。

 ぼくもういかなきゃなんない

 すぐいかなきゃなんない

 どこへいくのかわからないけど


もう一月もなかば。

もらった種をはぐくんで風船につけてまた空へと飛ばしてゆくような日々です。

その種が咲いたら、自分の気持ちはちゃんと届けようと思う。


 
 
 

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