「雨の町」
- naitou

- 2025年12月24日
- 読了時間: 2分

雨が強く降り出しました。
早朝の所用もだいぶ片付いて、妙な空き時間ができたので少しだけ書いてみています。
ずっといた町でずっと聴いてきた曲たちを今の音で聴いていたら、過去についての現在が私の中でもうかなりクリアになっていたのがわかったから。
あの時、手を離すことで、世界は反転したと思う。
もはやそれありきの私なので、もしその場に留まって続けていれば、とか、もし、についてはもうあまり考えることがないし、残念ながらもしは全くあり得ない状況でしかなかったんでした。
今は私は、わりと素で暮らせていて、ものを描いたり自分の言葉で日々をつむいだりしています。
それは自分にとって長いこと友だちのような方法だったから、大人になってからのすべてがとれた後にそこへ至るのはわかりやすい道のりのような気がしています。
いつも思っている。
あ、私にはなにができるんだろう。ここから先は。
ひとりで猫の絵を描きはじめた16年前とはまた少し違う景色がめぐってゆくことに最近気づきました。
私は、自分が発したことで誰かがつらくなることがあったらそれはもう違う。とだいたいにおいて思っています。
どんなに苦手だったひとやものごとに対してでもそれは思う。
そういう発信は今の私には向いてないんだろうし、きっと耐性もないのだろう。
そうは言ってもそんなにパーフェクトなひとでもないので、どうしようもない時はべつに黙っています。ただただ。
自分の経てきた痛みが何度も置き換わってゆくうちにいつかは優しいおだやかな花みたいになって遠くどこかの誰かのそばにそっと開く日があって、それはきっとものすごくなんでもなくてだいじなことなんだろうななんて思いながら今日も。



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