「鳥、猫、それから」
- naitou

- 12 分前
- 読了時間: 1分

先日、いつも美術展や本のことをいろいろ教えてくれるかたと話していた時、最近はご家族の要望でなぜかスープばかり作っているとききました。
その素材やレシピを聞いたり、お料理の本を一緒にのぞきこんだり。
帰り際になって初めて「あ」と思って、
「今ってもしかして、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』んですね?」と言ったらとても素敵に笑ってもらえたのでよかったです。
(『それからはスープの~』は、吉田篤弘さんの本のタイトルです)
今日は映画『動くな!死ね!甦れ!』を帰りに観て行きたかったのだけど(今日でラスト)、ちょっと体力的に難しかったのでみおくりました。またどこかで。
これ観たのって、95年くらいだったかな。なんかみんな観てた気がする。
あけがた まだくらいベランダに鳥が来た
猫となにか話してはまた空へとはばたいてゆく鳥を
ろくにみおくりもせずに
ぼくはただずっと 朝を描いて 夜を読んだ
すすむ日々の気温
声さえもこごえかけた鳥と猫とぼくに
明日から冬がはじまる
空気がつめたいと星がきれいに見えると言ったのは
ぼくかすべての鳥と猫かそれとも



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