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「小鳥の居る枝」

  • 執筆者の写真: naitou
    naitou
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

町のあちこちに、白い木蓮の花が開きはじめました。

いつも、もう本当に毎年、白い小鳥がたくさん停まっているみたいだなって思っています。

葉の見えないその木の枝のあちこちに、ある日小さな白いつぼみに気づく。そこからあたたかくなるとともに、だんだんと白い羽根を広げだす小鳥。

いつかは飛び立ってゆけるのかを、毎年気にかけている。


今の私はあまり夢は見ないほうで、でもここ最近寝入り端に短い妙な夢を見て眠りかけたとたんはっと起きてしまうことがよくあります。

単純に、意識と眠さがぶつかってるんじゃないのかしらん、って思ってますけど。

思春期の頃はもう毎晩のように金縛りにあっていて、

 けっこう痛いんだよねー呼吸できないしねー

なんてのんきに保健室で喋ったりしてた16歳の私。

成長期だから気持ちも体調も不安定なのか、金縛り全然あるよって子はまわりにも何人かいて、だいぶおもしろおかしく話してましたけど。


最近ずっと夜ふかしさんだったので、朝寝坊の今朝はずっと、不思議な夢を見ていました。

朝もやのなか、猫に連れられてゆっくりと誰もいない静かな町をめぐる夢でした。

あの猫は、ネルだったのか前の猫だったのか。それとも。

それすらもう夢の中。

ほっとあたたかくて、ひとつ寂しいような気持ちで一緒に歩き続けた感覚だけが、自分の中に残っている。

子供の頃は、夢の中の場所に別の時にまた何度か行けることがあったんだけど(それも夢の中でだよ)、今はどうなんだろうね。大人だしね。

もしまたその夢を見ることがあったら、今度は猫を抱き上げてみたいもんですね。









 
 
 

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