「at 朝マック」
- naitou

- 8 時間前
- 読了時間: 3分

朝練帰りでぽーっとしています。自分のへたっぴーかげんに?
うん、でも、今はいろいろやってみる季節。きっとね。
今、学生街のマックでこれを書いていて、自分が学生の頃のことをいくつか思い出したりして。
ぽやぽやと流れてゆく景色。
私は学生の頃、いろんなバイトをしていたんだけど、その中の一つに販売員の日替わりのバイトがありました。
スーパーで、試食とか差し出すやつね。コロナ禍以降、見かけなくなったかもですね。
それはあいてる週末にできるから何回か入ったんだけど、毎日違うところへ行くのがわりとおっくうでした。
その時に、1日だけ一緒になった同じバイトの女の子とお話ししたことを最近思い出すのです。
空き時間になにげない雑談をしていて、その子は音大に通っていると聞きました。
そして、その内容にびっくりしたからまだ覚えてるのかもしれないけど、高校三年の秋、いや夏すぎだったかな、とにかく私にしてみたらぎょっとしてしまうような受験直前の時期に専攻を変更したということでした。
「ずっとピアノやってたから、親も先生も友達もみんな、ピアノで音大行くんでしょ?ってことになってて。自分でも。でもいつからかな。声楽やりたいなって思っててなかなか言えなくて、でもそれくらいぎりぎりになった時に、思い切ってちゃんと言ったの」
「えーそれすごいね」
「それで急いでレッスン変えて、いろいろやって、で今は声楽やってるんだ」
…その頃の私は、少しひねていたのかもしれません。
おっとりとそう話してくれる女の子に、それはすごいことだなって思いながらも、
でもそれって恵まれたおうちなんじゃないの?って思って。長年、時間も努力も、自分も家族もピアノってことで突き進んできたんでしょう、それを変えるってな。そんな時期にな。たいへんなことだよね。それ言ったら認めてくれて対処できるおうちも実力も、ずいぶん恵まれてるよね。
心のどこかでそんなことも同時に思ってしまっていました。
今ならもう少しわかると思う。
わかれると思う。
1日だけバイトで一緒になる子どうしの雑談という距離感としては、そのおっとりかげんもあたりまえの話し方だと思う。
もしかしたら、彼女は全然、私が思ってしまったような状況ではなかったのかもしれない。
あの子は、ずっと言い出せなかった「ピアノもだいじだけど、本当は声楽をやりたい」っていう声を、いのちかけて家族や周囲にやっとの思いで発したのかもしれないし、いくら基礎と実力があったとはいえ切り替えた専攻でその後の短い時間でちゃんと合格して音大の声楽科にすすんだのはものすごいことだと思う。
「思う」ばかりの文章になっちゃったけど、そんなことをいくつも思い出す朝でした。
私はあんまり、はりきったポジティブなひとではないけど、
もうこの先は、いろんなこと、つらいふうにはとらえないようにしていたい。
せめてそれが少しずつは私にできることなんじゃないかな。ってね。
なにごとも、わからないものはわからない。それでも。
空を見るために顔をあげる。今日は薄曇り。それでも。



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