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「いつかいた猫、いつもいる猫」

  • 執筆者の写真: naitou
    naitou
  • 9月20日
  • 読了時間: 1分
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わたくしの絵を安易に踏みにじるマイ猫。

そばに猫の眠り籠を置いて、

「あー眠くなっちゃったなあーここで寝よっかなー…わあふかふかだー」などとわざとらしく言って、気をそらせてやっつけときましたけど。


昨日買えたニャーアルバムを、ひとりでゆっくり聴こうと思って夜までだいじにとっておいていました。

途中でネルネルがよりかかってきたので、むくむくの子に頬をつけながら目を閉じて一緒にずっと聴いていました。


その歌声に呼び覚まされてゆく、たくさんの景色。

私の人生においての猫のいた暮らし。猫のいる暮らし。

忘れかけていたこと。

忘れようとしていたこと。

前の猫の、ちょっとしたしぐさ。

楽しかったこと悲しかったこと。


猫のことでもあるし、ひとのことでもあるかもしれない、でもやっぱり猫がいて。

この文章はまた後日ちゃんと書くことにします。

時間はかかっても、向き合える言葉で。

ここでこう入ったらいいな、という音で、小気味よく、優しく、そっと、歌に見える景色をくっきりとまた見せてくれる音楽が私とネルをくるむ夜に居ます。

このかたちに、深く敬意を。

 
 
 

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