「そろわない花」
- naitou

- 10月11日
- 読了時間: 1分

背景的なところで小さな猫をいくつか入れてゆく中、空に飛ぶ鳥を見上げる猫のところに、
「のし!」
襲いかかるリアル猫の足。
ぎょっとしてますねこの子も。
びっくりして目が飛び出すようなマンガ的表現にでもなってしまいそうですね。
チューリップを描いていたら、ふと
「『黒いチューリップ』って…なんだったっけ?」
と思い出す本がありました。
鎌倉の小学校で(ということは私は小学5年生くらい)、教室の隅の本棚にあったような。
その小学校は今思えば古い歴史ある学校だったのか、教室の文庫にある本には普通に旧仮名遣いの本がけっこうな割合でまじっていて、その読みづらさがかえっておもしろくて次々手に取ったりしていました。
そんな中での『黒いチューリップ』。
子供の私は「黒いチューリップを作りだすのにいっしょうけんめい苦労する園芸農家の話」かなんかだと思ったのです最初。
花の色の三原色が揃わないことの不思議について、知ったばかりだったのかもしれません。
現実の私は、三原色そろえてばっちり描いちゃうかもしんない。
いいんですよ夢でも。



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