「冬の猫」
- naitou

- 2月4日
- 読了時間: 1分

たくさんの、優しいかたちをつくってゆくことの今。
だいたいこの時間はもう眠くて倒れているんですけど、枕元にはいつも猫がじっと座っていて、しっぽで私の鼻先をくすぐったりもしくは寝かしつけたり、てきとうな距離感の存在感で暮らしています。
ネルは毛づくろいが大好き。長毛ほどではないけど長めの毛質なので、夜中にふとネルの脇腹なんかに触れると雨に降られた猫みたいにべしょーってなってる時があります。
そして私のこともよくついでに毛づくろいしてくれるのだけど、猫くさくてくすぐったくって、さらに首もとをあまく噛まれたりするので、
「私はきみの子猫なんですかい…」となかばあきらめ気分で笑っちゃったりしてね。
おととい入稿したチラシが明日できてくるとさっき聞いて、その速さにびっくりしたりして。来週くらいかと思ってました。
本のゲラをめくると、少し前、だいぶ前の自分が紙束のむこうには確かにいて、
そこにその言葉使うの?そこにその色使うの?
ああじゃあ私と同じもの見てるね。見えてるね。
そんなひとことを自分に言う私。何度でも還ってゆく冬。



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