「たどる311」
- naitou

- 5 日前
- 読了時間: 1分

いくつか用を済ませつつ、ほわほわあくびをしているネルとうたた寝しかけていました。
…なんてことしてたらすぐ夕方になっちゃうのでとりあえず使いそうなペン類を缶ペンに選り分けたりしています。
自転車に空気入れておかなくちゃ!
ほとんど予備知識ゼロでなんとなくで観に行ったらとてもよかった映画のことを少し思い返していました。
2006年作品とはいえ、これから観る人もまわりに多そうだからくわしくは今は省きます。
色と建築と映像の美しさったら、なかったですね。どこかで機会があればぜひ、おすすめします。
今言いたいのは、ひとつだけ。
5歳の少女が「あたし、治りたくないなあ」って言ったあたりから胸の奥がしくしくしてきて、もう私までその子と一緒に物語に完全に入りこんでしまったのでした。
落下する思い。彼の作り話。傷の痛み胸の痛み。その物語。
「ネルー、ちょっと狸公園まで行ってくるねー」
そうひとこえかけると、まっくろな小狸みたいなネルが耳をぴくっと動かしました。
いくつもの思いを私は一度取り入れてはまた空に放たないとならないのです。
絵の中に、言葉の中にも。
ちゃんとまた無事に外に送り出せるようにして、いつも。



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