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「(No title)」

  • 執筆者の写真: naitou
    naitou
  • 41 分前
  • 読了時間: 2分

月が大きく光る夜でした。


よく通る踏切は本当に開かなくていつも大変な思いをしています。

開いたとたんまた「カン、カン、カン…」と鳴り始めて赤いランプがつくので、それまで待っていた人々は急いで渡ったり、車の人はあきらめ顔でじっとしていたり。

夕方、自転車を押して踏切を渡っていた時のことでした。

すれ違った、ヘルプマークをつけているかたのゆっくりした歩みがふと気になって何度か振り返りました。

たぶんまたすぐに警報が鳴る、それって、間に合うかしら…

…いや、間に合わない!


急いで少し引き返してその人の肩あたりを軽くかかえて踏切の外へうながすようにしたとたん、警報が鳴り始めて遮断機が下りてきました。

遮断機は、持ち上げて人が通るのも難しい重さで、気ばかりあせってしまう私に、

踏切待ちの車から降りてきた男性がささっとすばやくその人を外へと誘導してくれたので、無事になにごともなくすんでほっと一息つきました。


その帰り道、よくよく考えてみました。

私は、とっさの動きや瞬発力があまり得意な方ではないので、こういうことをふだんから考えていたほうがいいな、と思ったのです。

遮断機は片側から閉じてゆくので、どっち側のほうが最後まで開いてるんだっけ、とか、最後の手段・非常ボタンのある位置を覚えておく、的確に周りの人に声をかける判断、などなど。

私なんか何もできない。

でも、踏切を渡る人の中には顔見知りも多い町で、この場所では日ごろから気持ちは張っていたほうがいい。

身にしみてそう思いました。

。。。。。。。。。。。。。


2025年9月27日朝



 
 
 

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