「本と猫、それからふたご」


大量の蝉が鳴く朝です。
広島の小学校に私は二年生の夏休み直前に転入したのだけど、すぐに夏休みに入ったので、ほとんど誰のこともよくわからないままその夏をすごしました。
夏休みの学校のプールに行くと他の子も
「あれ誰」「知らん子がおる」という感じだったので、私もひとりでだるま浮して水遊びをするだけだったりして。
小学校三年生の時の記憶はほぼゼロ。
きっとだいたい、ぽ〜っとしてたんだと思いますけど。空とか地面とか見て。
小学四年はそのままクラス替えなしだったので、記憶がまざってしまったのかも。
四年生の二学期と三学期のみ、なんだかカラフルな毎日だった。
同じ本が好きという理由で近しくなった数人でよくこっそり遊んでいた。男の子2人、女の子3〜4人のグループ。男女一緒に遊ぶことがやいやい言われ出す年頃だったから「あんたら、なんかひみつのグループ作っとるじゃろ?」と他の子からきつくさぐられるように聞かれても「えーそんなん知らんもん」とこたえるようにしていた。
私は、そのグループの中だけで使うための言葉やおまじないを考えだしてみんなに伝えることが多かったように思う。
私たちの本というのは佐藤さとるさんの〈コロボックル〉だったんだけど、私がやっていたことは天沢退二郎氏の〈オレンジ党〉や〈光車〉に近かったのかも?なんて今は思います。
どちらもその年頃で出会った大切な本だったのです。
8月25日の読書会、さまざまなお問い合わせありがとうございます。
いろいろな本のお話、聞かせてください。もちろん本だけじゃなくって。
当日のリアル参加ご希望の方は、お申し込みはお早めに!(そんなに広い場所ではないのです)場所の地図詳細は、申し込まれた方にあらためてお伝えします。
遠隔参加ご希望の方は、当日ではなくて、数日前くらいまでにはデータをお送りいただけると進行しやすいです。気にかけていただけたら。
「これ話したら本の結末がばれちゃうの、気にする人いるんじゃない?って思って話しにくいな」って場合は、その旨事前にお伝えください。こちらでも目印をつけておくので、そこだけ耳を塞いだり部屋の外にいていただいたりリンクを開けなかったり、個人の判断ですすめられるようにしますね。
大学のゼミで、三年の秋だったかな、やはり本を一冊持ち寄って自分でそれについて話すという授業がありました。
日本文学(近代・現代)のゼミだったので、当然、本好きばっかり。みんな全力で推してくるものがあるのはみえみえだったので、うーん、他の人とかぶらないように、でもそれなりに話が広がりやすいものをと思って、自分の本棚からではなくてまず図書館に行ってみることにした私でした。
当時の柏市立図書館へ。どちらかっていうと、上の自習室に行く人のほうが知り合いには多かったかもですね。
書架の間を歩いていて、やがて「これがいいかな」となんとなく手にとったのは今まで読んだことがない本でした。たしか、教育とか心理関係の棚だったのかな?
その後自分で書店で購入はしなかったしタイトルも忘れてしまったので(ごめんなさい…!)、今めくりかえすことはできないのだけど、離れて暮らす双子についての研究でしたねその本は。双子の女の子が、離れ離れで別の生活をしているのになぜか同じタイミングで同じ動作をするいくつもの例の紹介と研究だったように思います。
私は『ふたりのロッテ』くらいしか双子の知識がなかったので、ふだんあまり読まないジャンルのその本を興味深く読んでレジュメを作ったのでした。
ゼミではその回いくつもの本の紹介がゼミ生からあって楽しかったです。知らない本はもちろん、知っている本にも「え、それ、そう読んでたんだ?!」なんてびっくりしたり。
いい機会でした。
読書会の詳細はこちらまでー!




コメント